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秋の授業風景
October 25, 2014
秋のアトリエそるりの授業は、工作活動と絵画活動を行っています。
[幼児クラス]
幼児クラスの男の子は、工作です。テーマは、「道具づくり」「未来の乗り物」です。素材は、色々な大きさにカットされた段ボール片です。木工用ボンドを使って組み立てます。はじめに自分の作品イメージを画用紙に描きました。

その後は、段ボール片を自由に組み合わせて作っていきます。幼児期は特に手先を使わせたいと思っています。そこで木工用ボンドの扱い方を覚えてもらいました。色々な大きさの段ボール片を自由に組み合わせ接着していきます。そうした中でひとつひとつ丁寧に作業する事を意識していきます。子ども達は、ついつい勢いだけの作業になってしまい雑になる傾向があります。指導は本人のイメージに近づけるように見守っていきます。

エスキースの段階では「戦う道具」でしたが、制作活動に入るといつの間にかSF映画に出てくるような未来の乗り物になっていきました。
その辺は、臨機応変に。ヒラメキと自由な発想を尊重し好きなように作らせていきます。
ボンドの扱いは、子ども達にとって難しく慣れるのに時間がかかります。
特に接着直後乾くのに少し時間がかかります。常にプラスする仕事に夢中になってしまい、せっかく組み立てた型が壊れてしまいます。

今回は、先々の工程をイメージして作業をする事を経験します。まずいくつかのパーツを作成しそれを後で組み合わせていく。この作業行程を意識した活動は、幼少期は難しくついつい目先のものにとらわれて焦って作業をしてしまがち。しかし失敗を恐れず積極的に取組んでいる姿にたくましさを感じます。完成までもう少し!

[小学校クラス]
小学生クラスは、4回で、観察画を行いました。
モチーフは、貝殻です。実際の大きさよりも大きく画用紙いっぱいに描いていきます。着色は水彩絵具を使いました。
手のひらサイズのモチーフなので画用紙いっぱいに描くのはピンと来ません。そこで虫眼鏡を使ってデティールを観察していきます。

じっくり観察するには、集中力が重要。貝殻の渦巻きや模様など目を近づけて見ていきます。そして描いていきます。「カタチの狂いは気にしない。気がつけば直す」を繰り返します。すると全体と部分の関係に少しずつ気がついていきます。

着色は、ただの塗り絵ではありません。カタチと色の変化を見て描いきます。子ども達には、絵具の扱いルールをしっかり理解してもらいます。(学校でも絵具の活動をしていますのである程度理解しているようです)
筆はブラシではないのでゴシゴシ扱わない。
濃さは絵具と水の量である。タオルを上手に扱う。(クレヨンやクーピーは筆圧で濃さをコントロールしていましたが・・・)
筆を立てて筆先を意識して描く。
など、いくつかの注意点を理解していきます。

みんな頑張りました!授業に集中してアトリエ内が『シ〜ン』する場面が何度もありました!みんな没頭する心地よさを感じています。